2010年10月29日
インドネシアの原発問題
元海外青年協力隊の知人からのメールです。添付します。
ご興味のある方はどうぞ。
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こんにちは、
今日も素敵な秋晴れですね。
日頃よりお世話になっているみなさま、長らくご無沙汰しているみなさまに、情
報提供のお願いをさせてください。
インドネシアでは、ここ数年、原子力発電所建設計画ができては消え、またでき
て・・・という状態が続いています。ここ数か月は、国内初の建設予定地として、
バンカ島という島が急浮上しているようです。スマトラ島とボルネオ島の間の海
峡に位置するこの島は、世界有数のスズの産地で、日本とも直結しています。
この島で原発計画を担当している友人より、以下のようなメールがきました。
「Mariko tolong bantu saya karena rencana listrik tenaga nuklir sedang berjalan di tempat saya Bangka Barat. Hari senin ini tanggal 25 Okt 2010 kami ada rapat di pemerintah provinsi mengenai lokasi nya. tolong bantu link file yang merupakan dampak negatif dari proyek listrik tenaga nuklir ini. atau tolong hubungi saya dengan profesor nuklir dari jepang agar saya dapat konsultasi lebih lanjut.」
和訳しますと、
「西バンカ県の原発建設計画で、10月25日に建設地について州・県政府協議が
行われます。そこで原発の負の影響についての情報、あるいは原発反対派の専門
家を紹介してほしい」。
彼は、今年の9月までインドネシア政府派遣の留学生として宮崎大学で学んでい
ました。バンカ島で生まれ育った彼は、帰国すれば自分の故郷を汚す原発計画の
担当者になりそうでとても嫌だと話していました。私も、放射能ゴミを出し続け
る原発はイヤですので、彼の気持ちがよくわかりました。
偶然、今の県知事が友人の幼馴染で、なんでも言い合える仲だそうです。
「彼も僕も原発が何なのかまったく知らない」し、「中央政府や外国企業の売り
込みに押されている」現状で、「何とか県知事がゴーサインを出さないよう力を
尽くしたい」そうです。
インドネシアの人々がとにかくよく口にするのは、
「電気は不足している。毎日停電がある。でもインドネシア人に原発は無理。あ
のまじめな日本人でさえ事故を起こしている。ましてやぼくらは、のんびりして
いるから」。
わかりやすい英文資料をお持ちの方、あるいは原発に詳しい専門家の方がいらっ
しゃいましたらぜひお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
Mariko Hatta
自然とつながるアート教室
http://sites.google.com/site/nagagutsuart
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ご興味のある方はどうぞ。
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こんにちは、
今日も素敵な秋晴れですね。
日頃よりお世話になっているみなさま、長らくご無沙汰しているみなさまに、情
報提供のお願いをさせてください。
インドネシアでは、ここ数年、原子力発電所建設計画ができては消え、またでき
て・・・という状態が続いています。ここ数か月は、国内初の建設予定地として、
バンカ島という島が急浮上しているようです。スマトラ島とボルネオ島の間の海
峡に位置するこの島は、世界有数のスズの産地で、日本とも直結しています。
この島で原発計画を担当している友人より、以下のようなメールがきました。
「Mariko tolong bantu saya karena rencana listrik tenaga nuklir sedang berjalan di tempat saya Bangka Barat. Hari senin ini tanggal 25 Okt 2010 kami ada rapat di pemerintah provinsi mengenai lokasi nya. tolong bantu link file yang merupakan dampak negatif dari proyek listrik tenaga nuklir ini. atau tolong hubungi saya dengan profesor nuklir dari jepang agar saya dapat konsultasi lebih lanjut.」
和訳しますと、
「西バンカ県の原発建設計画で、10月25日に建設地について州・県政府協議が
行われます。そこで原発の負の影響についての情報、あるいは原発反対派の専門
家を紹介してほしい」。
彼は、今年の9月までインドネシア政府派遣の留学生として宮崎大学で学んでい
ました。バンカ島で生まれ育った彼は、帰国すれば自分の故郷を汚す原発計画の
担当者になりそうでとても嫌だと話していました。私も、放射能ゴミを出し続け
る原発はイヤですので、彼の気持ちがよくわかりました。
偶然、今の県知事が友人の幼馴染で、なんでも言い合える仲だそうです。
「彼も僕も原発が何なのかまったく知らない」し、「中央政府や外国企業の売り
込みに押されている」現状で、「何とか県知事がゴーサインを出さないよう力を
尽くしたい」そうです。
インドネシアの人々がとにかくよく口にするのは、
「電気は不足している。毎日停電がある。でもインドネシア人に原発は無理。あ
のまじめな日本人でさえ事故を起こしている。ましてやぼくらは、のんびりして
いるから」。
わかりやすい英文資料をお持ちの方、あるいは原発に詳しい専門家の方がいらっ
しゃいましたらぜひお知らせください。どうぞよろしくお願いいたします。
Mariko Hatta
自然とつながるアート教室
http://sites.google.com/site/nagagutsuart
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Posted by ケチャック隊ミー at 07:32│Comments(0)
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